2011-02-15

care 剪定は”咲いた姿をイメージして” #2

前回
『剪定の基本は ”アバウト膝の高さ”』 と書きましたが

今度は応用編   「株のサイズや花数をコントロールする」
ちょっと”狙った”剪定のコツです

まずこちらが剪定位置の3つのパターン


剪定位置3パターン


<ピンク>の目印が基本の”アバウト膝の高さ”にあたります

株全体のサイズからすると「結構深く切るな~」という印象かもしれませんが
繰り返し花を咲かせるタイプなら問題ありません
どちらかというと 

「剪定には思い切りが必要」

ということで、ざっくりハサミを入れちゃいましょう

そうそう
「膝の高さにいい芽がないよ~」
なんてことがあっても、あまり気にせず
上下よさそうなところを探せばOKです

なんてったって

「バラ栽培にはアバウトさも大事」  ですからね~


剪定することで
四方八方にバラバラに枝が伸びてしまった姿をリセット
それから、
枝が込み入った部分を除くことで株の中心の日当たり・風通しが良くなるので
生長にプラス作用が働きます

ざっくりとまとめると

<ピンク>の剪定位置なら・・・
▼無理なく株姿がまとまる
▼枝数がほどよく増える=花数upが期待出来る
▼中輪・大輪タイプ向き、大輪なら少し小ぶりの花がたくさん楽しめる

たとえばこんな品種にお勧め(僕の好み基準)

・ジュード・ジ・オブスキュア (オースチン)
・モーリス・ユトリロ (デルバール)
・シュシュ (河本バラ園)


じゃあ
<ブルー>や<イエロー>の剪定位置は??
次回に続きます・・・