『剪定の基本は ”アバウト膝の高さ”』 と書きましたが
今度は応用編 「株のサイズや花数をコントロールする」
ちょっと”狙った”剪定のコツです
まずこちらが剪定位置の3つのパターン
剪定位置3パターン |
<ピンク>の目印が基本の”アバウト膝の高さ”にあたります
株全体のサイズからすると「結構深く切るな~」という印象かもしれませんが
繰り返し花を咲かせるタイプなら問題ありません
どちらかというと
「剪定には思い切りが必要」
ということで、ざっくりハサミを入れちゃいましょう
そうそう
「膝の高さにいい芽がないよ~」
なんてことがあっても、あまり気にせず
上下よさそうなところを探せばOKです
なんてったって
「バラ栽培にはアバウトさも大事」 ですからね~
剪定することで
四方八方にバラバラに枝が伸びてしまった姿をリセット
それから、
枝が込み入った部分を除くことで株の中心の日当たり・風通しが良くなるので
生長にプラス作用が働きます
ざっくりとまとめると
<ピンク>の剪定位置なら・・・
▼無理なく株姿がまとまる
▼枝数がほどよく増える=花数upが期待出来る
▼中輪・大輪タイプ向き、大輪なら少し小ぶりの花がたくさん楽しめる
たとえばこんな品種にお勧め(僕の好み基準)
・ジュード・ジ・オブスキュア (オースチン)
・モーリス・ユトリロ (デルバール)
・シュシュ (河本バラ園)
じゃあ
<ブルー>や<イエロー>の剪定位置は??
次回に続きます・・・